中古戸建て住宅、2カ月ぶり上昇 首都圏2020年12月
東京カンテイ(東京・品川)がまとめた2020年12月の中古一戸建て住宅の平均希望売り出し価格は、首都圏で前月比8.2%高い3284万円となった。2カ月ぶりに上昇した。東京都をはじめ需要が旺盛だった。
都県別では、東京都が11.9%高い5223万円で6カ月ぶりに5000万円を超えた。港区などの高額物件に加え東京23区外でも16%上昇し、平均価格を引き上げた。
近畿圏も1.6%高い2545万円となった。大阪府や京都府で上昇が目立った。中部圏は9.4%高の2468万円と14年4月の調査開始以来の最高値を更新した。