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ブレント原油一時70ドル台 米景気期待や中東不安で

原油価格が一段と上昇し、国際指標の北海ブレント先物が一時およそ1年2カ月ぶりに1バレル70ドル台を付けた。米国の追加経済対策による景気回復期待に加え、産油国の減産などで需給が一層引き締まるとの見方から買いが進んだ。

北海ブレントは日本時間8日の時間外取引で前週末から2%超上昇し、一時71ドル台に乗せた。70ドル台を付けるのは新型コロナウイルス禍が深刻化した昨年1月後半以降初めて。ニューヨーク先物は一時67ドル台とすでに2年4カ月ぶりの高値水準にある。

米議会上院が200兆円規模の追加経済対策を可決。早期に成立する見通しとなり、景気回復で石油需要が押し上げられるとの見方が強まった。さらに中国の1~2月の貿易統計(ドル建て)で輸出が前年同期比6割増えたことも「世界経済の持ち直しを意識させ、原油価格の強材料となった」(石油アナリスト)。

7日には中東イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアの輸出拠点をミサイルや無人機で攻撃したと伝わった。石油輸送への直接的な被害は報じられていないが、中東の地政学リスクを背景とした供給懸念も意識された。

石油輸出国機構(OPEC)などの産油国連合やサウジアラビアは先週、減産規模を4月もほぼ維持することを決め、需給の引き締めを進める。米ゴールドマン・サックスは4~6月のブレント価格見通しを1バレル75ドルと従来予想から5ドル引き上げた。

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