日本製鉄、薄鋼板2割値上げ 2月出荷分
原料高の転嫁一段と
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日本製鉄は自動車や家電などで幅広く使う薄鋼板(薄板)の一般流通(店売り)向け価格を2月出荷分から1トン当たり1万5千円(約2割)引き上げる。問屋や商社、加工業者(コイルセンター)が市中で販売する熱延、冷延、表面処理など薄板の全品種が対象。原料相場の高騰を受け、製品価格への転嫁を一段と進める。
グループ企業がつくる鋼管など二次製品の値上げも検討する。大口需要家に対しても個別に鋼材値上げを求めていく。
主原料...
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