EVに欠かせぬコバルト 産地コンゴ、児童労働改善へ
商品部 飛田雅則
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電気自動車(EV)向けに需要が増加するレアメタル(希少金属)、コバルトの採掘をめぐり、産地であるアフリカのコンゴ民主共和国の鉱山で欧米自動車メーカーを中心に児童労働の撲滅を目指す動きが広がっている。コバルトは電池に不可欠だが、劣悪な環境で児童によって掘られた鉱石が紛れていることが問題視されてきた。
「コバルトはエネルギー転換で重要な役割を担っている。コンゴ国民の生活も支えている」。欧州の資源商社、...
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