異形棒鋼、流通価格が一段高 昨年末比9%上昇
原料高の転嫁進む
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建物の鉄筋に使う異形棒鋼の流通価格が一段と上昇した。16ミリ品の大口需要家向け価格は現在1トン7万7千円前後と昨年末に比べ9%高い。小口向けのスポット価格も4%ほど上昇した。原料価格の高騰を受けたメーカーの値上げが流通段階でさらに浸透してきた。
主原料の鉄スクラップは新型コロナ禍の影響などにより発生量が低調で、国内価格は昨年12月...
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