20年のサンマ水揚げ量、過去最低 19年比3割減
不漁なお継続か 卸値、高級魚並みに
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全国さんま棒受網漁業協同組合(東京・港)は6日、2020年のサンマ水揚げ量が過去最低の2万9千トンだったと発表した。半世紀ぶり不漁だった19年から3割減った。資源減少に加え、国際的な漁獲量管理も進展がなく、不漁はしばらく続く見通しだ。豊洲市場(東京・江東)の卸値は19年比3~5割高い過去最高値を付け、すっかり高級魚になってしまった。
統計が残る1961年以来、最低の漁獲量だった。08年には34万ト...
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