電力先物、日本で激戦 CMEが上場、3市場体制に
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米国シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループは8日、日本の電力先物を上場した。電力取引が自由化されたアジア最大の日本市場を対象に、現物の価格リスクを抑えるデリバティブ(金融派生商品)需要を掘り起こす。今冬の電力価格高騰で先物への関心が高まる中、先行する日欧の取引所を巻き込んで市場間競争が激化する。
電力先物は将来の電気を一定の価格で売買する約束をし、現物などとの差額を決済するデリバティブの一...
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