産地と食卓一つの物語 ネットで味噌蔵ツアーや鮮魚直送
[有料会員限定]
地方から新鮮な食材、都会から産地を応援――。飲食店の営業自粛など新型コロナウイルスの感染拡大で行き場を失った食材を巡って、生産者と消費者が結びつきを強めている。生産者がSNS(交流サイト)で消費者に向けて直接発信し、これに消費者が呼応するなど、絆を深めている。
手造り味噌を都内の自宅で楽しむのは、会社員の笹野裕子さん。2020年5月、約100人が参加したオンライン味噌蔵ツアーで仕込み、半年ほど熟成...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1517文字