サッカー日本代表に久保建英ら W杯、大迫勇也は落選
日本サッカー協会は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会(20日開幕)に臨む日本代表26選手を発表し、久保建英(レアル・ソシエダード)や相馬勇紀(名古屋)らがメンバー入りした。長友佑都(FC東京)と川島永嗣(ストラスブール)は4大会連続のW杯となる。
膝を痛めている板倉滉(ボルシアMG)と浅野拓磨(ボーフム)も代表入りした。大迫勇也(神戸)、原口元気(ウニオン・ベルリン)、古橋亨梧、旗手怜央(ともにセルティック)は落選した。過去のW杯経験者は7人だけで、昨年の東京五輪代表がオーバーエージの吉田麻也(シャルケ)らを含めて13人と半数を占めた。
東京都内で記者会見した森保一監督は選考基準について「個のストロングポイントを持ちつつもチームとして気持ちをつなぐことができる、連係連動して戦うことができる、組織力として個の力を生かすことができる選手を選んだ」と説明。「これまでの活動、今の選手の置かれている状況、W杯での戦いを見通したとき、総合的に考えて今のベスト」と判断したという。
W杯初出場が19人という構成については「経験は非常に大切だが、経験がない選手たちのW杯で成功したいという野心を持って戦ってくれるエネルギーに期待した」。8強以上という目標へ向けて「日本人としての誇りを持って、日本人らしく、チーム一丸となって最後まで戦い抜いて、皆さんの期待に応えたい」と決意を述べた。

1次リーグでE組の日本は23日にドイツ、27日にコスタリカ、12月1日にスペインと対戦し、4チーム中2位以上になれば16チームによる決勝トーナメントに進む。
日本代表メンバーは以下の通り。


2022サッカーワールドカップ (W杯) カタール大会に出場する日本代表のニュースやコラム。大会日程は11月20日に開幕、決勝は12月18日。選手たちの活躍の様子や試合の結果、分析などをお届けします。