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青山・柴原組は優勝ならず テニス全豪女子ダブルス

(更新)

テニスの全豪オープン最終日は29日、メルボルンで女子ダブルス決勝を行い、前回4強の第10シード、青山修子(近藤乳業)柴原瑛菜(橋本総業)組が第1シードのバルボラ・クレイチコバ、カテリナ・シニアコバ組(チェコ)に4-6、3-6で敗れ、四大大会初優勝を逃した。準優勝の賞金は37万豪ドル(約3400万円)。連覇を達成したクレイチコバ、シニアコバ組は四大大会7勝目で、賞金69万5000豪ドル(約6400万円)を獲得した。

身長154センチの青山と170センチの柴原でがペアを組んだのは19年。前の動きが得意な青山とパワーもある柴原がかみ合い、ダブルスの自己最高世界ランクはともに4位。今大会で初めて四大大会の決勝に進出していた。

「全力は尽くした。相手が素晴らしかった」

意外なことに、青山・柴原組とクレイチコバ・シニアコバ組の対戦は初めて。「ずっとやってみたかった」という相手はジュニア時代から組み、ここまで四大大会23連勝中。27歳と26歳ながら、その呼吸は熟練の域にある。

柴原も青山も積極的にきわどいところを攻め、スーパーショットを決めても相手ペアは崩れてくれない。クレイチコバは淡々とストロークで試合を組み立て、シニアコバは少しでも隙を見せれば果敢に決めにくる。試合を通じて青山・柴原組の凡ミスは4本程度しかなかったものの、相手に凡ミスらしい凡ミスはゼロ。

「全力は尽くした。相手が素晴らしかった」と2人は素直に脱帽した。

ペアを組んで5年目になる青山・柴原組。これまでは四大大会に次ぐ格の大会で優勝の経験はあるものの、四大大会では決勝に手が届かなかった。柴原がシングルスにも力を入れた昨年はいったんコンビを解消。四大大会で1年ぶりに組んだ今大会、自己最高となる結果をつかんで「夢のようだった」と柴原は振り返る。もう一つ上の夢を求めて、「また戻ってくる」と2人は口をそろえた。

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