23年ラグビーW杯仏大会、日本の初戦は9月10日

ラグビーの2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会の日程と会場が26日、発表され、日本代表は9月10日の初戦で米大陸予選第2代表とトゥールーズで対戦することが決まった。各試合の間に最低でも中6日の休養日を確保できるなど、比較的余裕のある日程となった。
1次リーグD組の日本は9月17日に前回大会準優勝のイングランドとニースで対戦。28日にオセアニア予選勝者とトゥールーズで戦い、10月8日にナントでアルゼンチンとの最終戦に臨む。19年日本大会で初の8強に進んだ日本は8強以上を目指す。

15年W杯の日本は中3日で臨んだスコットランド戦で敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。今回は十分な調整期間のもと各試合に臨めそうだ。日本代表の藤井雄一郎ナショナルチームディレクターは「日本は特に休養と戦略の落とし込みが大事なチーム」と前向きに受け止めた。第2戦の相手が最も格上のチーム、最終戦が1次リーグ突破をかけた大一番になりそうという対戦順は19年大会と同じ。「前回同様の調整の仕方でいいと思うのでコーチ陣はやりやすいのではないか」と話した。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは試合会場を歓迎。「最初の3試合を南仏で戦うことになったことは(17年にも同地域で試合をして)街にも精通している私たちに好材料」とコメントした。