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羽生、悔しい3位 鍵山は大健闘2位 五輪3枠確保

 フィギュアスケートの世界選手権男子で3位となり、メダルを掲げる羽生結弦=AP

来年2月の北京冬季五輪の国・地域別出場枠を懸けたフィギュアスケートの世界選手権第4日は27日、ストックホルムで男子フリーが行われ、4年ぶりの大会制覇を目指したショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)はフリーで4位にとどまり、合計289.18点で3位だった。17歳の初出場、鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)がSPに続いてフリーでも2位となり、合計291・77点で2位に入った。

戦国武将の上杉謙信を描いた大河ドラマ「天と地と」のテーマ曲を使用したフリーの演技。鮮やかな水色の衣装に身を包んだ羽生は、冒頭の4回転ループで着氷が乱れると、続く4回転サルコーもミスと序盤から苦しい演技になった。

 ジャンプでは演技序盤からミスが出た=AP

終盤に入ってもトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)からの連続ジャンプをとりこぼすなどし、「一つひとつ自分らしくないジャンプが続いた。すごく疲れた」。フリーの得点は182・20点にとどまり、先に演技したチェンや鍵山に逆転を許し3位。王座奪回はならなかった。

羽生を上回り、日本勢トップの2位に入ったのは17歳の鍵山だ。世界選手権初出場ながら質の高い4回転ジャンプで次々と加点を引き出し、「自分の出せる実力は出せた。結果としてすごくうれしい」。両手を合わせて祈るようにして待った得点が出ると、はち切れんばかりの笑顔を見せた。

初出場ながら2位と健闘した鍵山優真=ロイター

SP6位と出遅れた宇野昌磨(トヨタ自動車)もフリーで3位となり、合計277.44点で4位まで順位を上げた。日本は上位2人の順位合計が「13」以内となり、来年の北京冬季五輪で最大の出場枠3を獲得した。この3人が国内代表争いでも中心となるだろう。

 フィギュアスケートの世界選手権男子で2位の鍵山優真(左)と3位の羽生結弦(右)。中央は優勝したネーサン・チェン=AP

日本勢3人の上を行ったのがネーサン・チェン(米国)だ。5本の4回転ジャンプを含む全ての要素で加点を引き出す完璧な内容で、フリーでは2位鍵山に30点以上の大差をつける222・03点。SP3位から見事に巻き返し、合計320.88点で3連覇を果たした。

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