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パットさえた稲見、今年8戦4勝の快進撃 女子ゴルフ

通算12アンダーで優勝した稲見萌寧=共同

1番(パー4)から、稲見の気迫あふれるガッツポーズが飛び出した。左バンカーからの第2打をしっかりグリーンに乗せると、右に切れる8メートルの下りパットをねじ込んだ。4番(パー5)ではアプローチを10センチに寄せ序盤で3バーディー、試合の主導権を握った。

一昨年、7打差から逆転勝ちした同組の申ジエが途中まで1打差で追走したが、ひるまない。「相手が誰とか関係なく、自分のプレーに集中」

今年は8戦4勝。バッグを担いだ奥嶋誠昭コーチは、パット技術の向上を勝率5割の要因に挙げる。ショットについては「〝絶対音感〟みたいに、2~3ヤード刻みで距離感を持っている」。初優勝した2年前、ツアー史上最高のパーオン率(78.20%)を記録した。半面、平均パット数は43位だったが、今季は目下7位。クロスハンドグリップの構えで、右脇をこぶし1個分あけることによりストロークが良くなったと解説する。

難コースを攻略した稲見本人は「ティーショットがそんなにラフに行かず、フェアウエーから打てたのが大きい」。アイアンの切れ味を生かし、3日連続67をマークした。新型コロナウイルス禍で無観客試合が多く、ギャラリーの前での優勝は初V以来。「声援の一押しがあったかな。ギャラリーが多いほど楽しんでプレーできる」とほほ笑む。

驚異の快進撃で今季の獲得賞金は1億円を突破、ランク3位に浮上した。21歳は「わが世の春」を謳歌している。

(吉良幸雄)

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