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巻き返し誓うG大阪 コロナで中止の試合、夏に集中

G大阪の巻き返しに向けて宮本監督㊧の手腕が問われる=共同

新型コロナウイルスのチーム内感染で、J1のG大阪が3月に活動休止に追い込まれた。同月のリーグ戦全6試合を開催できず、うち5試合の代替試合は7~8月の東京五輪に伴うリーグ中断期間に中2~3日で集中開催されることになった。昨季2位で今季は優勝候補の一角だったが、4月のリーグ戦復帰後は一転してJ2降格の恐怖と向き合うことに。宮本恒靖監督は「過密日程をチーム全体で乗り切りたい」と巻き返しを誓う。

2月27日の神戸との今季開幕戦に0-1で敗れたG大阪。次の3月3日の名古屋戦を前に選手やスタッフのコロナ感染が判明し、試合は中止になった。その後、チーム内での感染がさらに広がり、活動休止を余儀なくされた。

Jリーグは今季から中止となった試合の代替日を確保できない場合、原因をつくったチームを0-3で負けとする「みなし開催」を導入。3月に中止した6試合を代替開催できなければ、今季下位4チームが対象となる降格のリスクが高まるところだった。

それだけに、プロでは異例といえる酷暑での中2日でも代替試合が組まれたことに選手たちは感謝を口にした。試合さえあれば、苦境を自力で脱することができる。三浦弦太主将は「試合をやらずして負けになるよりは、させてくれる方がありがたい。試合ができる喜びの方が大きい」と話した。

チームは今季を前に大型補強し、過密日程を乗り切る大胆なターンオーバーも可能な陣容。とくに攻撃陣は多士済々だ。チームの顔の宇佐美貴史とパトリックの両FWに加え、昨季に広島で15得点のレアンドロペレイラと鳥栖で3得点のチアゴアウベスが加入。4月下旬にはイングランドの名門・アーセナルの所属歴もある新戦力のウェリントンシウバも合流した。

中盤にも韓国代表の朱世鍾が加わって層が厚くなった。守備陣も元日本代表の昌子源、体を張った守備が光る三浦主将、韓国代表の金英権ら豪華な顔ぶれだ。

ただ、ここまでは攻撃面で潤沢な戦力が機能しているとは言い難い。7日時点で8試合を消化し、2得点。新加入の外国人選手がコロナ禍でチームへの合流が遅れたことと3月の活動休止でまだチームにフィットしきれていない観がある。

今問われているのは、最適な選手の組み合わせを見抜く宮本監督の眼力。代替試合が集中開催される7~8月の東京五輪期間までに選手同士のコンビネーションを確立できるかが反攻へのカギを握る。

(田村城)

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