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関学大、挑む「打倒オービック」 3日ライスボウル

関学大のQB奥野(3)は状況判断に優れ、動きながらのパスもうまい=共同

アメリカンフットボールの日本選手権「ライスボウル」が1月3日、東京ドームで行われる。対戦するのは東西大学王座決定戦「甲子園ボウル」を制した関学大と社会人選手権「ジャパンエックスボウル(JXB)」覇者のオービック。2002年以来の日本一を目指す3年連続出場の関学大の戦いぶりに注目だ。

学生代表は現在11連敗中。社会人が要となるポジションに外国人選手を起用するようになって歯が立たなくなっている。関学大も過去2年、17-52、14-38と富士通に大敗している。今回がライスボウル初采配となる大村監督も「どのぐらい差があるか想像がつかない。少しでもいい試合ができるよう、できることを一生懸命やるだけ」と控えめだ。

それでも鶴留主将は「相手は格上だが、これまでやってきたことを突き詰めて必ず勝とうと話している」。狙いはロースコアの競り合い。カギを握るのは関学大の守備だろう。まずはJXBでMVPとなったオービックRB李のランを止められるか。DLは中央を締め、かつオープンを走らせないDB陣の踏み込みも必要だ。ランを止めてファーストダウン更新にパスが必要な状況に追い込めれば活路も開ける。LB繁治は「今季ここまで攻撃に助けられた。今回は守備で勝てたと言われるよう、全員で止めたい」と気迫十分だ。

RB三宅㊥は123ヤードを走って甲子園ボウルMVPに輝いた=共同

関学大攻撃陣はレベルが高い。QB奥野は状況判断に優れ、動きながらのパスもうまい。WR陣はスピードがあり、集中力も高い。RB三宅は123ヤードを走って甲子園ボウルMVPに輝いた。富士通の攻撃を1TDに抑えたオービック守備陣は強いが、味方の守備の負担を軽減するためにも、長くボールを保持したいところ。奥野は過去2年を反省し、「(苦し紛れの)無理投げのターンオーバーはだめ。短いパスでテンポよくつなげていきたい」。また大村監督は「奥野、三宅、WR鈴木海と勝負できる選手はいる。それを生かす時間をOLがつくれるか」とライン戦での奮闘を期待する。

選手の負担軽減のため、1クオーターが15分から12分に短縮される点も生かしたい。大村監督は「力の差があるので15分では最後に地力が出る。12分なら集中力を切らさずにやれる」とメリットを強調する。試合巧者の関学大とはいえ、基本となるプレーでゲインができてこそ時折みせるスペシャルプレーが効果を増す。鶴留主将が言う「ファンダメンタル、プレーの精度をどう突き詰めるかにこだわってきた」今季の成果をみせられるかがポイントだろう。

(土田昌隆)

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