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ホンダ30年ぶり3連勝、柔軟な戦略奏功 F1第7戦

フェルスタッペンが今季3勝目を挙げ、ホンダ勢は1991年以来の3連勝を果たした=AP

自動車のF1シリーズ第7戦フランス・グランプリ(GP)は20日、ルカステレのポール・リカール・サーキットで決勝が行われ、ポールポジション(PP)から出たレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季3勝目、通算13勝目をあげた。ホンダ勢は1991年以来の3連勝。同僚のセルヒオ・ペレス(メキシコ)が3位に入った。

アルファタウリ・ホンダ勢はピエール・ガスリー(フランス)が7位、角田裕毅は13位だった。

残り2周。ルイス・ハミルトン(メルセデス、英国)を追い詰めるとコーナーでインをついて一気に抜き去った。ライバルを相手に18秒差を逆転しての勝利。フェルスタッペンは「この勝利はチームの素晴らしい努力によるもの」と喜んだ。

タイヤ交換を2度行う、アグレッシブな「2ストップ作戦」が功を奏した。スタートに失敗し2位に落ちた後、タイヤ交換の際に首位に浮上。しかし、その後は2台のメルセデスがわずかの差で追いかけてきた。追撃をかわすにはタイヤをいたわって走るのは難しい。

ならばと当初の1ストップを捨て、2ストップで勝負をかけた。順位は4位に落ちたが、ホンダのパワーユニットを搭載した車は直線での加速もメルセデスと互角以上。そしてライバルより新しく速さの出るタイヤでその差をどんどん詰めていった。

ペレスの存在も大きかった。ライバルと同じ1ストップ戦略をとったペレスは少しずつタイム差を縮めていた。こうなると後手に回ったメルセデスは2ストップ作戦をとりにくい。ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは「ペレスの走りのおかげで、メルセデスは膠着せざるを得なかった」と振り返る。

ホンダとしては30年ぶりの3連勝で製造者部門でメルセデスに37点差をつけ、ドライバーズ部門もフェルスタッペンがハミルトンとの差を12点に広げた。とはいえ、シーズンはまだ3分の2以上残っている。田辺氏は「まだまだやれることをやり尽くしたい。自分たちは発展途上」と気を引き締めた。

(馬場到)

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