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パナソニック、前半ミス連発も 後半しっかり修正

前半、攻め込むパナソニック・福岡=共同

パスは何度も無人の空間に落ちた。「みんなが個人の判断でやってミスをしていた」とパナソニックのSO松田は振り返る。強豪らしからぬ失態は強風のためではなく、長いブランクがあったから。昨春来の新型コロナウイルス禍でトップリーグや代表戦は軒並み中止に。日本でトップレベルの試合が行われたのは1年ぶりだった。

その雌伏の期間にしっかりと爪を研ぐこともできていたという。「長い準備期間で一人ひとりのキャラクターを再認識できたし、ミスが多い時に何が必要かも分かっていた」と松田。声を出して意思疎通するという基本に立ち返ると、前半22分に早速、果実を得た。

CTBライリーが防御ラインを突破、左右から味方が追走する。タックルされながらの「オフロード」3本を含む、パス5本をつないで守備を攻略。息の合った連係で逆転のトライを挙げると、お家芸の守備でもダブルタックルを連発。相手の反則を誘発した。

綻びの修繕が終わった後半は、2年前のワールドカップ(W杯)で名をはせた名手たちの時間となった。フッカー堀江はフィールドに入るやいなや、スクラムを操縦して相手ボールを2連続で奪取。ステップを踏み、相手を引き付けてのパスという妙技でトライもアシストした。桜のジャージーの正司令塔を目指す松田も安定のゲームメーク。快勝での開幕に坂手主将は「ファンの方がいる前で試合ができて楽しかった」とほほ笑む。

春到来を感じさせる風を1番満喫していた選手がもう1人。医師転身のため、現役最後のシーズンに挑んでいるWTB福岡である。後半、W杯でも見せたパスカットからダメ押しのトライ。この日手にした順天堂大合格の報に、自ら花を添えた。

(谷口誠)

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