WBC、米国がキューバに大勝し決勝進出 ターナーが2発

野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は19日、米マイアミで準決勝1試合が行われ、2連覇を狙う米国(1次リーグC組2位)がキューバ(A組1位)に14-2で大勝し、決勝進出を決めた。ベネズエラとの準々決勝で逆転満塁本塁打を放ったターナー(フィリーズ)の2本塁打を含む4発、14安打を放ち、七回を除き毎回得点だった。
米国は1点を先制された直後の一回裏、ゴールドシュミット(カージナルス)の2ランで逆転した。二回はターナーがソロ、三回はアロンソ(メッツ)の適時打とアンダーソン(ホワイトソックス)の犠飛で加点。四回はアレナド(カージナルス)の適時三塁打などで2点を奪った。ゴールドシュミットは五回に2点打、ターナーは六回にこの日2発目となる3ランを放ち、ともに4打点の活躍。


先発のウェインライト(カージナルス)は4回1失点、2番手で出た元巨人のマイコラス(同)も4回を投げて1失点に抑えた。


キューバは一回、元ソフトバンクのデスパイネが押し出し四球を選んで先制したが、投手陣が打ち込まれ、4大会ぶりの決勝進出はならなかった。

20日午後7時(日本時間21日午前8時)から行われる準決勝のもう1試合は、日本(B組1位)とメキシコ(C組1位)が対戦する。
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