カーリング女子「銀」 日本のメダル、冬季最多18個
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北京冬季五輪最終日の20日、カーリング女子決勝で日本(ロコ・ソラーレ)は英国に3-10で敗れ、銀メダルだった。「銀」は冬季五輪の同種目で日本勢の最高成績。前回2018年平昌五輪の3位決定戦では英国に勝って銅メダルを手にしていたが、今回は敗れて初の金メダルはならなかった。
スキップ藤沢五月(30)、吉田知那美(30)と妹の夕梨花(28)、鈴木夕湖(30)の4人で臨んだ日本は第1エンドに2点を先行されると、有利な後攻だった第5エンドに1点のスチールを許してリードを広げられた。2-4で迎えた第7エンドは英国に一挙4点のビッグエンドをつくられるなど、試合の主導権を終始握れず、3-10とされた第9エンド終了時に負けを認めた。

1次リーグを4位で通過した日本は、18日の準決勝で1次リーグ首位のスイスに8-6で競り勝ち、冬季五輪の同種目で日本勢最高成績となる「銀」以上を確定させていた。
北京冬季五輪の日本選手団は全競技を終え、冬季大会での最多を更新する18個のメダルを獲得した。メダルは金3個、銀6個、銅9個。20日夜には閉会式が行われ、17日間の熱戦が幕を閉じる。
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