松山英樹4位 全米オープン、フィッツパトリックV

男子ゴルフのメジャー、第122回全米オープン選手権は19日、米マサチューセッツ州のザ・カントリークラブ(7264ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、首位と6打差の17位から出た松山英樹はボギーなしの5バーディーと伸ばし、65で通算3アンダー、277として4位で大会を終えた。
松山にとって10年連続10度目の出場となった全米での4位は、2017年の2位タイに次ぐ上位の成績。メジャー4大会では21年マスターズ優勝を含め通算9度目のトップ10入り。賞金総額1750万㌦(約23億6000万円)の今大会で賞金85万9032㌦(約1億1500万円)を獲得した。
ホールアウト後の松山は「アンダーパーでフィニッシュしておけば何か起こるかなと思っていた。きのうからパットのイメージはよくなっていたので、いいパットが決まるとこういうスコアが出るということ」と語った。
「クラブハウスリーダーで終わりたかった」と最終18番をしっかりとパーで収め、先に2アンダーでホールアウトしていたコリン・モリカワ(米国)より1つ上のスコアで終了。プレーオフの可能性がなくなるまでクラブハウスで待機した。
通算6アンダーで優勝はマシュー・フィッツパトリック(英国)。1打差の2位に世界ランク1位のスコッティ・シェフラーと全米プロ2位のウィル・ザラトリスの米国勢が並んだ。松山と1打差の5位はロリー・マキロイ(英国)とコリン・モリカワ(米国)だった。