浅地はケーシーと予選同組 SMBCシンガポールOP

日本とアジアツアー共催の男子ゴルフ、SMBCシンガポールオープンは20日から、セントーサGCセラポン(7403ヤード、パー71)で始まる。国内3勝の浅地洋佑は予選ラウンドを世界ランク27位のポール・ケーシー(英国)、タイの14歳のアマチュアと回る。公式会見で浅地は「(ケーシーは)小さい頃からテレビで見ていた選手。彼の技術を間近で見て学びたい」と組み合わせを喜んだ。
7月のメジャー、全英オープンの主催者は19日、すでに出場資格を持つケーシーを除いて今大会の成績上位4人に出場権を与えると発表。「(全英が行われる)セントアンドルーズは一生に一回は出たい場所。寒い日本から来てショットの感覚と実際の打球にずれはあるけれど、自分に期待をかけすぎずに頑張りたい」と意欲をみせた。
シンガポール政府の入国規制が厳しくなり、日本ツアーからの出場選手が大幅に減ったため、今大会は日本の賞金ランク加算対象からは外れた。アジアツアーを中心に130人が出場し、日本選手は18人。出場を予定していた星野陸也は欠場した。

前週、アジアツアー2勝目を挙げて賞金ランク首位に立ち、世界ランクも89位へと上げた韓国の19歳、金柱亨は前回の20年大会も4位。「パー5はすべて2打で届く。海風次第で攻めと守りを使い分けて賢く回りたい」と自信をのぞかせる。