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広島の20歳玉村、のびのびプロ初勝利 7回10奪三振

7回2失点でプロ初勝利を挙げた広島・玉村=共同

前回登板のソフトバンク戦は6回無失点の好投ながら打線の援護なく白星をつかみ損ねた広島・玉村。その埋め合わせというわけではないだろうが、この日は三回に味方が6点ものリードをくれた。

そこから「自分のペースで投げられた」と玉村。逆球が多かった立ち上がりのぎこちなさはどこへやら。福井・丹生高出身の2年目左腕はリズム良く伸び伸びと腕を振った。

武器は腕がやや遅れて出てくるようなフォームから繰り出される直球とチェンジアップ。直球には勢いがあり、特に右打者にはブレーキの効いたチェンジアップが威力を発揮した。力自慢のオースティンとソトからそれぞれ2三振を奪った。

六回終了時点で球数はちょうど100球に到達。球速がやや落ち、はた目にはまさに代え時といった感じだったが、佐々岡監督は「もう1段階上がっていくために」と七回も玉村を送り出した。大きく育ってほしいという投手出身の監督ならではの親心だった。

プロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを手にポーズをとる広島・玉村=共同

その七回は大和と代打・嶺井を二ゴロ、伊藤光を二飛に仕留めて自らの役目を全う。5度目の先発でつかんだプロ初勝利は7回2失点、10奪三振という堂々たる内容だった。

広島は新型コロナウイルス絡みで多くの主力が離脱し、交流戦は僅か3勝で最下位に終わった。「やっと勝ててよかった」と初々しく喜ぶ20歳の笑顔は、沈んでいたチームの雰囲気をガラリと変えてしまいそうなほどまぶしかった。

(木村慧)

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