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西武・松坂「いい思いとどん底経験」 引退会見

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西武の松坂大輔投手(41)が19日、所沢市内の球団施設で現役引退の記者会見を行った。この日の日本ハム戦で現役最後の登板を控えユニホーム姿で会見に臨んだ松坂は23年の現役生活について「いい思いとどん底を同じように経験した」と振り返った。

松坂は4月末にブルペンで「何の前触れもなく(打席に立っていた)右打者の頭にとんでもなく抜けたボールを投げてしまった」ことが引退のきっかけになったとし、「たった1球でボールを投げるのが怖くなった」と打ち明けた。

加えて、首の痛みと右手のしびれを取るために昨年7月に受けた頸椎(けいつい)の手術後の経過も思わしくなく「もう投げるのは無理。やめなければいけないと自分に言い聞かせた」という。ただ7月7日に今季限りでの引退を発表したものの「自分自身がなかなか受け入れられなかった」。しかし、「(その後の)3カ月でやれそうだなと思った日は一度もなかった」と話した。

今後については「家族と過ごす時間を増やしながら、違う角度で野球を見ていきたい。野球以外にも興味あることはたくさんあるので、そういうことにもチャレンジしていきたい」と話した。

松坂は、横浜高からドラフト1位で西武に入団。新人として1999年に16勝を挙げ最多勝と新人王を獲得。その後も3年連続最多勝(99年~2001年)、4年連続2桁勝利(03年~06年)をマークした。

07年にはポスティング制度を利用して米大リーグ、レッドソックスへ移籍。メジャーでも1年目から15勝を挙げ、ワールドシリーズでも好投して世界一に貢献した。翌08年にはキャリア最多となる18勝を挙げ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では2大会連続の最優秀選手賞(MVP)を獲得した。

15年に日本球界に戻り、19年オフには古巣西武に復帰。20年は開幕第3戦に先発予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大によって登板機会がなくなった。

通算成績は日本で219試合に登板して114勝65敗1セーブ、防御率3.04。大リーグでは158試合で56勝43敗1セーブ、防御率4.45。WBCでも日本代表のエースとして活躍した。

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