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バッハ会長「とても冷ややか」 ワリエワのコーチら非難

(更新)

【北京=共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が18日、北京冬季五輪の開幕後では初めて記者会見し、フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)に発覚したドーピング問題で、コーチら同選手の関係者を非難した。17日の女子フリー演技後の様子が「とても冷ややかな対応だった。彼女を拒絶しているように見えた」と指摘した。

この問題を受け、五輪に出場する選手の年齢制限の引き上げをIOC理事会で本格的に協議する考えを表明。未成年の選手を守る重要性を踏まえ「最低年齢を設けることが適切か、イニシアチブを取っていきたい」と強調した。

世界反ドーピング機関(WADA)の規定では16歳未満の選手は処分の軽減など柔軟な対応を取るべき「要保護者」に該当する。バッハ氏は「(スポーツでは)全ての人に同じルールが提供されなければならない」と述べ、公平性の問題を指摘。一方、年齢制限は国際競技連盟が定めており「慎重な議論が必要」とも語った。

国際スケート連盟(ISU)の規定では、五輪の年齢制限は15歳以上(シーズン前の7月1日時点)となっている。

ワリエワがドーピング検査で陽性となった原因に関し「ドーピングが起きた場合、ほとんどの場合は周囲の人が関わっている。彼女に(薬物を)投与した人物が有罪」と主張。コーチら周囲の人物が関わったとの見解を示し、今後のWADAの調査に期待を寄せた。選手には不正を告発する勇気の必要性も訴えた。

日本が3位に入ったフィギュア団体のメダル授与式を大会中に実施しない決定には「ジレンマがあった」と明らかにし、記念品として贈呈されることになった聖火リレーのトーチは「メダルの代わりでなく、協議を受け入れてくれた感謝の印だ」と強調した。

20日に閉幕が迫る大会は「成功」と総括した。

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