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日本初開催のXゲーム コロナ対策で独自ルール模索

スケートボードや自転車BMXなどアクションスポーツの世界最高峰、Xゲームが22~24日に千葉市のZOZOマリンスタジアムで開かれる。初の日本大会には、東京五輪のスケートボード・ストリートで金メダルに輝いた堀米雄斗(XFLAG)ら国内外の選手約110人が参加する。新型コロナウイルスの濃厚接触者でも条件を満たせば出場を認める独自ルールでの開催。他競技の大会の参考になりそうだ。

国内のスポーツ大会は原則的に濃厚接触者の出場を禁じている。しかし、今大会は6時間前のPCR検査で陰性が確認できれば試合への参加を認める。大会組織委員会の構成企業で感染対策を担うCB(東京・千代田)の谷岡弘邦社長は「オミクロン型の流行で濃厚接触者に判定される可能性は高まっている。陽性者でもないのに大会に出られないのはスポーツの公平性を損なう」と理由を語る。

選手はホテルと会場の往復だけというバブル方式も採用する。3月から緩和された水際対策の制度で入国すると、接種したワクチンの種類によって待機期間の有無が分かれる。不公平を避け、感染予防を徹底するため、全選手がそろって「バブル」に入り、毎日、検査を行うことにした。

16日に予定されていたバレーボールVリーグ女子の決勝など、国内ではコロナによる試合中止が続く。谷岡社長は「感染予防に万全を期すと同時に、コロナ前の世の中に一歩一歩戻れるよう一石を投じたい思いがある」と話す。

Xゲームは米テレビ局ESPNが主催する世界的な人気イベント。今大会の運営費はESPNへの権利料を含めて10億円規模とみられる。組織委は千葉市からの分担金に加え、チケット収入や国内のスポンサー収入などで費用を賄う。

コロナの影響で9万人の集客目標に届くかは微妙だが、東京五輪の日本勢の活躍を受けてスポンサー営業は堅調。2、3日目は日本テレビで生中継されることもあり、大会の認知度は一気に高まりそうだ。谷岡社長は「今後も毎年、日本で開催したい」と話している。

(スポーツビジネスエディター 谷口誠)

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