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ヤクルト清水、頼れる「八回の男」 プロ新の48ホールド

「どれだけすごいことをしたのか、まだ把握できていない」。試合後、ヤクルト・清水は25歳らしく率直に語った。首位チームを支える右腕は今季48ホールド目をあげ、2010年の中日・浅尾を抜くプロ野球新記録を打ち立てた。

いつものように八回のマウンドに上がると、力強い直球でDeNA打線を押し込んだ。決め球のフォークボールの切れも抜群で、先頭の楠本は空振り三振、続く佐野は1球で二ゴロに打ち取った。だが、3人目の牧に二塁打を許す。その後も申告敬遠と捕手・古賀の打撃妨害で2死満塁とされた。

しびれる場面を迎えた清水は「自分の気持ちを前面に出して、なんとか抑えようと。古賀が一生懸命にリードしてくれたので、サインに納得して投げた」。気迫あふれる投球で大和を右飛に打ち取り、無失点に抑えた。

国学院大からドラフト1位で19年に入団すると、昨季はチームトップの52試合に登板。ホールドと救援勝利を合わせたホールドポイントは30を記録し、最優秀中継ぎ投手に選ばれた。今季も勝ちパターンの一角としてフル稼働し、2年連続での最優秀中継ぎも確定させている。責任のある役割を任されたことで「打たれる怖さを知り、ボールの高さやコース、1球の大事さを感じながら投げるようになった」という。

この日5打点をあげた主将の山田が「チームが優勝争いをしているのは彼のおかげ」と話すなど、周囲からの信頼は厚い。歴史に名を刻んだ清水は「自覚を持って、チームを代表するような選手になっていきたい」。頼れるセットアッパーが存在感を示し、優勝へのマジックは4に減った。

(木村祐太)

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