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内村、五輪へ好発進 「いつも通り」に大技成功

鉄棒の得点を確認し笑顔を見せる内村(代表撮影)=共同

やはり別格の存在というべきか。「特別な感情はないですね。五輪が懸かった大事な試合という感じでもなく、いつも通り」。個人総合で世界の頂点に立ち続けた内村にとって、スペシャリストとして初めて挑む代表選考でも平常心を保つことは難しくなかった。

その冷静さがなければ果たしてどうなっていたか。実は直前練習で大技「ブレトシュナイダー」の感覚にズレが生じていたという。しかも本番の器具が乾燥して滑りやすく、最後の降り技は「滑って飛んでいってしまうんじゃないかという感じ」に襲われていた。

そんなピンチを悟らせないほどの落ち着きで冒頭の大技もきっちり成功させ、着地も後ろに一歩よろけただけ。さすがの安定感で15点台の順調な滑り出しだ。

個人枠の日本代表選考レースは、大会の得点に応じて与えられるポイントの合計で競う。最高の40ポイントを得る条件は、近年の主要大会の成績を基に日本協会が作成した世界ランキングの1位を0・2点上回ること。

この日の15・166点は暫定ながらそれをクリアするものだが、「全然納得していないですね。着地も今までに見たことがないようなギリギリ立った感じだったし」。誰よりも自分自身が厳しい基準を持っているところが「キング」たるゆえんだろう。

(本池英人)

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