ボクシング・格闘技、PPV上陸 定着へ長い道のり
地上波からネットへ㊥
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ボクシング世界王者、井上尚弥が昨年12月に行った防衛戦は、日本で2年ぶりの試合ということ以外にも話題を呼んだ理由があった。井上の世界戦では初めてテレビでなく動画配信サービスで生中継され、しかも「ペイ・パー・ビュー(PPV)」と呼ばれる課金視聴方式が採られたことだ。
「目標の数字はクリアできた」。異口同音に手応えを語るのは、配信を共同で行ったひかりTVとABEMA(アベマ)の担当者。井上戦の視聴料...