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35歳明瀬山、光る忍耐力 5年ぶり幕内で6連勝

明瀬山(上)が突き落としで照強を破る=共同

勝ちっ放しがはや平幕2人のみと荒れる初場所。そのうちの一人が5年ぶりに幕内で戦う明瀬山だ。35歳がいぶし銀の相撲で存在感を高めている。

小兵の照強に立ち合いで前まわしを取られても慌てず、相手の左腕を抱え上げるように切るあたりはベテランの味。相手はかまわず前に出てきて押し込まれたが、すかさず突き落とし。「たまたまです」と謙遜するが、好調だからこその身のこなしだ。昨年初場所で幕尻優勝した同じ木瀬部屋の徳勝龍をほうふつとさせる快進撃で、自身初の土つかずの6連勝。「素直にうれしい」とにこやかに語った。

日大を出て2008年初場所で初土俵。16年春場所で新入幕を果たしたが、4勝11敗と歯が立たず「フルボッコにあった」。その後は十両と幕下を行き来して、ようやく返り咲いた自身2場所目の幕内の舞台。当時との違いを問われても「本当に変わらない。(好調の理由は)よく食べてよく寝るくらい」とあっけらかんとしている。

ただ、そのベテランの落ち着きが功を奏している。若い相手には「先に攻められちゃうんで我慢してやるしかない。自分の体勢にならないと前に出られないんで」。先手を取られるのは織り込み済み。培ってきた右差しにじわり、じわりと持っていく忍耐力が光る。

オンライン取材中に親方衆にいじられる愛されキャラも魅力の一つ。ダークホースとなっても「千秋楽までけがなく取りたい」と自然体を貫いている。

(田原悠太郎)

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