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ロッテ佐々木朗、最速153キロ「抑えることが大事」

六回に初の実戦登板を果たし、三者凡退に抑えたロッテ・佐々木朗=共同

高校最速の163キロをマークした投手となれば、注目はどうしても球速に向かうが、ロッテ・佐々木朗は軽くいなした。「(球速が)出たイコールハッピー、ではない。(打者を)抑えることが大事なので」

2年目にしてプロ初の実戦登板は六回だった。言葉の通り、制球重視で投げながら、京田を一ゴロ、阿部を遊ゴロ。ビシエドは外角低めの直球で見逃し三振。中日の上位打線を12球で、三者凡退とした。

最速は153㌔だったが、ビシエドの空振りやファウルをみると球の質の良さがうかがえた。これには本人も「打者を抑える球を投げられたのが一番」と納得だ。160㌔でも軽く合わせられるような〝観賞用〟の球がたまに見受けられるが、佐々木朗の直球は実用に徹しているようだ。

出力を抑えながらの153㌔に、井口監督は「ぴゅっと投げて出るんだから。まだ余力を残してるんじゃないかな」。

やきもきする周囲をよそに、昨季は基礎練習に徹した。はやる気持ちを抑えられたのは「自分は手足が長い分(リリースなどの)タイミングを合わせるのが難しいが、それができれば、ほかの選手よりいい球を投げられる」との信念があったからだ。

その道に間違いはなく、変化の著しい肉体とフォームの折り合いがついてきたらしい。「去年1年間はすごく意味のある1年間だった」と話す。

初のマウンドは「すごく楽しかったし、今、こうやってプロ野球選手としてマウンドで投げて、野球ができていることに感謝している」。東日本大震災10年の感慨を胸に、新たな一歩を踏み出した。(篠山正幸)

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