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ホンダF1、ライバルの戦略に屈して2位 スペインGP

フェルスタッペンはハミルトンとの激しいトップ争いを演じるも2位に終わった=AP

自動車のF1シリーズ第4戦、スペイン・グランプリ(GP)は9日、モントメロのカタルーニャ・サーキットで決勝が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季3度目の2位表彰台を獲得した。同僚のセルヒオ・ペレス(メキシコ)は5位だった。

予選で100回目のポールポジション(PP)を獲得したメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が2連勝で今季3勝目、通算98勝目を挙げた。アルファタウリ・ホンダ勢の角田裕毅は燃料系のトラブルによりデビュー4戦目で初のリタイア。ピエール・ガスリー(フランス)は10位に入賞した。

スタートを完璧に決めてPPのハミルトンをかわしたフェルスタッペンだったが、ライバルの巧みなレース戦略に屈して今季2勝目はならなかった。

抜きどころの少ないサーキット。トップ2台はほぼ同じペースで周回を続けた。となれば、タイヤ交換のタイミングなどレース戦略の重要性が増す。レース後半、動いたのはメルセデス。42周目でハミルトンが2度目のタイヤ交換。新しいタイヤを得た王者は猛然とトップを追いかける。

フェルスタッペンも必死で逃げるが周回を重ね、性能が落ちたタイヤでは太刀打ちできない。「できることはすべてやったが、なすすべなしの状態」とフェルスタッペン。60周目に背後につかれたとき、抵抗する余力は残っていなかった。

「メルセデスの速さとストラテジー(戦略)が我々を上回った」とホンダの田辺豊治テクニカルディレクター。仮にハミルトンに続いてタイヤ交換を行ったとしても、3位につけていたメルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)に先行を許していただろう。フェルスタッペンとしては同僚のペレスがはるか後方を走っていて、連係できなかったのも痛かった。

それでも、抜かれた後はタイヤを履き替えて、最速ラップをマークして1ポイントをもぎ取った。次はモナコGP。「低速コーナーが多い特殊な市街地コース。これまでと違うチャレンジになる」と田辺氏。2年ぶりとなる伝統レースでライバルに傾きかけたシーズンの流れを呼び戻したい。

(馬場到)

角田は見せ場なく、燃料系トラブルでリタイア

リタイア後、チームスタッフと話す角田裕毅=ゲッティ共同

角田にとっては散々な週末となった。予選では0秒007差で1次予選敗退。しかも名誉挽回と挑んだ決勝はわずか7周で燃料系のトラブルで突然エンジンが止まってしまったのだから。「フラストレーションのたまるレースウイーク。完走できなかったのは残念ですが、自分でコントロールできることではない部分でした」とデビュー4戦目でのリタイアに肩を落としていた。

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