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照ノ富士、パワー全開 冷静に大関復帰白星

きめ出しで明生㊧を下した照ノ富士

照ノ富士のパワー全開の相撲がさく裂した。相手の明生は先場所で敢闘賞の生きのいい若手。だが、そんなことは関係ないと言わんばかりの完勝で、大関復帰の初日を白星で飾った。

相手にもろ差しを許したが冷静だった。すぐさま両腕で外から抱え込むと、相手の体を持ち上げてぐんぐん前へ。何もさせないまま土俵外へ放り、「足が出たのでよかった」と淡々と語った。

「少し中に入られたけど落ち着いていた」と土俵下の高田川審判長(元関脇安芸乃島)。3年8カ月ぶりの大関としての白星にも「(思うことは)特にない」と感慨にふけることもない。待望の「大関照ノ富士」のお披露目が無観客でも「やることは変わらない。(お客さんは)テレビで見て応援してくれていると思うので」と、頭も心もクールな状態を保っていた。

それでも、相撲は豪快だった。強引な力業は両膝への負担が大きいのはわかっているだろうが、いつどうなるかわからない膝だからこそ「できるうちに」という思いなのだろう。力を出し惜しみせず、ノンストップで最後の番付まで駆け上がりたいという気概が見える。

夏場所の15日間は「全力を出して頑張りたい」。素っ気ない言葉に連覇への気合があふれている。

(田原悠太郎)

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