テニス世界50位「犠牲を払う価値がある世界」伊達公子
日本女子テニストップ50クラブ㊤伊達公子
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伊達は1989~96年、2008~17年と2度の現役生活を送った。44歳になった14年もトップ100にいた。90年代はテニス界のことまで考える余裕はなかったが、2度の引退を経て強く感じた。「トップ50までいく選手は皆、色々なことを犠牲にしてテニスに情熱を注いでいる。なのに、引退すると力を発揮する場がないと感じた」
技術はあるのに、切り開く力が弱い
トップ50といえば、世界でも一目置かれるが、日本...