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パラ競泳・東海林アジア新「気持ちを切り替えられた」

 男子100メートルバタフライ(知的障害)で55秒68のアジア新をマークし、喜ぶ東海林大=共同

自らを「思うような結果が出ない時は考え過ぎてしまう」と分析するように、真面目ゆえにネガティブにもなりやすい東海林。周りの期待に重圧を感じ、日本代表候補と目されたリオデジャネイロパラリンピックの切符を逃した経験もある。だが、そんな自分の心との向き合い方をわきまえつつあるようだ。

メイン種目である前日の200㍍個人メドレーはさえない結果に終わり、「こんなんじゃ戦えない。ぶざまだ」と落ち込んだという。それでも、同じく前日に行われた100㍍自由形で「前半からガツンといけて、周りを見ないで無心で攻められた」ことを思い返し、「次に向けて自信を持ってできる」と自分に言い聞かせた。

気持ちを切り替えて迎えた100㍍バタフライ。課題としていたキックのタイミングも、試合前の練習で手応えをつかめたようで「これならいけると思った。リズムよくキックを打てた」。当時の世界記録でもある2018年に出した自己ベストを更新し、「すっきりした」と晴れやかな表情を浮かべた。

日本知的障害者水泳連盟の専務理事でコーチも務める谷口裕美子氏は「東海林選手は気持ちが乗ってしまえばすぐに記録は出る。彼なりに気持ちを整理してできたんじゃないか」と目を細めた。東海林も「うまく気持ちを切り替えられた」と自賛。あくまで本命は世界記録を持つ200㍍個人メドレーだと話すが、5月の代表選考戦に向け「緊張する大会だけれど無心で攻める。あとは楽しんで泳ぐことを忘れずに」と自らに誓った。

(田原悠太郎)

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