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池江、復帰後初の表彰台「自分の成長を感じられた」

 女子50メートル自由形で優勝した大本里佳(右)と2位の池江璃花子=共同

100㍍自由形で4位にとどまった2週間前の北島康介杯では「悔しい」と繰り返した池江も、この日の決勝後の表情はすがすがしかった。「ハイレベルな戦いで2位。自分の成長を感じられた」。予選から順位こそ落としたが、復帰後初の表彰台という結果に手応えをつかんだようだ。

予選でいきなり25秒06と、昨年10月から0秒56も記録を伸ばし、12月の日本選手権優勝タイムも上回った。「目標は25秒30だった。大幅更新できてよかった」。決勝は大本が一枚上手だったが、伸び伸びとした泳ぎで終盤まで競り合い、予選の記録をさらに0秒15短縮した。3年前の自身の日本記録には0秒70届かなかったが「自分の中で自己ベスト」と満足げだ。

五輪の派遣標準記録まであと0秒45。100㍍でも着実に力を取り戻しつつあるが、東京五輪を目指すかを問われると、色めき立つ周囲をよそにいたって冷静だ。「日本の中で戦うレースをしても世界では戦えない。戦える(だけの)結果が出てから」。自由形短距離の壁の厚さを誰よりも知るからこそ、今は自分のペースで爪を研ぐ時と承知している。この客観的な姿勢も池江の変わらぬ強さだ。

とはいえ練習を再開して1年足らずとは思えない復調ぶり。「自信を持っていいんだなと思えるようになった。今年はこの種目で王座奪還が目標です」。その日はそう遠くないだろう。

(堀部遥)

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