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森保J、悪条件いなせるか 8日未明にW杯予選サウジ戦

サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選でB組の日本は、サウジアラビアのジッダで7日午後8時(日本時間8日午前2時)からサウジアラビアと対戦する。12日のオーストラリア戦(埼玉スタジアム)とワンセットで、予選のヤマ場となる連戦の第1ラウンド。中東の暑さやアウェー環境などの悪条件をいなしつつ、戦況に的確に対応する力が問われる。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでも日本、豪州、サウジアラビアはB組上位3強で、そのうちストレートでW杯に進めるのは2チームだけ。当落を左右する直接対決が10月の2試合といえる。

一般論でいえばW杯予選のアウェー戦は引き分けでも悪くない。だが9月の初戦を落として追う立場の日本は、そう悠長に構えてもいられない。「サウジアラビアと豪州は2連勝。置かれている状況は全員が分かっている。ここでこの2チームをたたかないと」。大迫(神戸)らどの選手も2連勝への覚悟を口にする。

それでもアウェー戦は簡単に運ばないのが常だ。現地は午後7時でも気温30度近く、湿度も70%ほど。風が吹くらしいのは幸いだが、日本が全員集まって擦り合わせられる練習は5、6日の実質2日間だけ。「逆風」だらけだ。

サウジアラビア代表は欧州出身の監督に感化され、ヨーロッパ仕込みの戦術と規律をまとう。スピードと身体能力を備えたFWもいる。2019年1月のアジアカップで対戦した際に日本は7割方の時間でボールを持たれた。CKから冨安(アーセナル)が決めた1得点による辛勝だった。

双方とも陣容の異なる2年前の一戦は参考程度にとどめたいが、今回もボールを保持される状況は少なからずあるだろう。肝心なのは何を譲って、何を譲らないか。

ボールを持たれること自体が怖さと直結するわけではないと指摘したうえで、長友(FC東京)は語る。「持たれすぎると暑さのなかでは体力的に厳しい。前からプレスではめにいく時間、ブロックをつくって『持たせる』時間。前からいくときはショートカウンターで、ブロックのときは(パスを)入れさせ、(奪って)前に出ていく」

どう使い分けるにせよ、ボールを奪える場面で奪いきる強度と確度、切り替えの俊敏性は保たねばならない。そこが緩み、悠長に過ぎた最終予選初戦の教訓は忘れずにいたい。

(岸名章友)

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