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テニス新大会、盛田正明杯が4月開催 プロ救済へ

日本テニス協会名誉顧問、盛田正明氏の名を冠した大会が4月、初開催される。2020年末、プロらが参加する実業団団体戦、日本リーグが新型コロナウイルス禍で中止。収入が不安定になった選手たちを救済するために企画された。

盛田正明杯の打ち合わせをする岩崎さん(上段中央)、添田豪プロ(下段右)ら。=岩崎さん提供

盛田正明杯は4月10~11日、千葉県の吉田記念テニス研修センター(TTC)で行われる。日本リーグに参戦する5チームに、全日本男子プロテニス選手会、大学、高校など10チームがトーナメント方式で対戦する。「急きょ決まったとはいえ、将来的にはサッカーの天皇杯、皇后杯のような(プロアマ混合)イベントを目指したい」と大会プロデューサーで大手IT企業勤務の岩崎如成さんは言う。

テニス界の人ではない岩崎さんは昨年末、知人を通じて19年度日本リーグ男子優勝の橋本総業の杉山記一監督から頼まれ、運営を引き受けた。

テニス選手の賞金収入は意外に少ない。昨年、3740万㌦(約39億円)稼いだ大坂なおみ(日清食品)も90%はスポンサー収入で、賞金は4億円弱と並の大リーガー程度だ。世界ランク300位くらいになるとコロナ禍で5カ月ほどツアーが中断した影響は大きく、各国から苦境が伝えられた。

日本も世界ランクを持つ男子選手は約70人いるものの、300位以内は10人ほど。日本リーグに出場して所属先からボーナスをもらい、生活を支え、海外遠征資金とする選手は少なくない。彼らのような存在は一般愛好家との接点も多く、草の根レベルを支えてきた。日本リーグ中止は「普及に影響があるし、社会的距離がとりやすいテニスが中止すると、他への影響もある」と懸念していた盛田氏が趣旨に賛同。トロフィーなどを進呈した。

女子は当初チーム数がそろわず、今季は盛田正明杯の翌週に別大会として行う。まだ資金面で厳しいが賞金もひねり出したいと思っている。「テニスは男女平等がしっかりしているプロスポーツであることも重要なポイント。来年は同時開催にしたい。ネット中継はもちろん、会場ではテニスクリニックもして、将来的には海外チームも参加できれば」と岩崎さんは話している。

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