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北京パラリンピック開幕 ロシアなど除外で異例の祭典に

(更新)

【北京=渡辺岳史】北京冬季パラリンピックは4日、北京市の国家体育場で開会式を行い、ウクライナ問題の影響でロシアとベラルーシの選手団が除外されるという異例の事態の中で10日間の祭典が開幕した。

国際パラリンピック委員会(IPC)は両国の選手・役員の「中立的」な立場での大会参加を2日に容認したが、ほかの参加チームや選手の反発を受けて、翌日に両国の除外を決定。タス通信によるとロシア・パラリンピック委員会(RPC)は4日、除外についてスポーツ仲裁裁判所(CAS)などへの早急な提訴を見合わせることを明らかにした。

IPCによると、個人資格でエントリーしていたロシアとベラルーシの不参加によって出場は46カ国・地域となり、49カ国・地域が参加した前回の2018年平昌大会を下回る見通しとなった。

競技は5日に始まり、13日の閉幕までに6競技78種目を実施する。日本勢は4競技に29選手が出場予定。アルペンスキー女子座位の村岡桃佳(トヨタ自動車)らにメダルの期待がかかる。

各国・地域の選手団による開会式の入場行進で2番目に登場した日本選手団は、旗手を務めたノルディックスキー距離の川除大輝(日立ソリューションズJSC)を先頭に笑顔の行進となった。

主将の村岡桃佳(トヨタ自動車)を含むアルペンスキー勢の多くは5日から競技が始まるため参加しなかったが、河合純一団長ら本部スタッフをはじめ、スノーボードや一部のノルディック選手ら計35人が出席。歓迎するスタンドの人々に、小旗を振って応えるなどして祭典の雰囲気を味わった。

日の丸を掲げて堂々と大役を果たした川除は2大会連続出場。強豪のロシア勢が大会から去り、立位男子の種目で表彰台のチャンスが出てきた。個人種目で入賞できなかった平昌を踏まえ「前回大会の結果を超えられるように楽しく全力で頑張る」とコメント。河合団長は「選手たちの可能性を信じ、チーム力と対応力で最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えていきます」と誓った。

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