陸上代表が元日始動、競歩・岡田「全力で準備」誓う

今夏の東京五輪・パラリンピックに向けて、陸上の五輪代表選手が元日から始動した。国立競技場近くの神宮外苑絵画館周回コースで元旦競歩が行われ、女子20キロ代表の岡田久美子(ビックカメラ)が新年の〝歩き初め"。男子マラソン陣は全日本実業団対抗駅伝(群馬県庁前発着)で幕を開け、中村匠吾(富士通)と服部勇馬(トヨタ自動車)が快走した。
女子10キロを大会新記録で制した岡田は「フレッシュな気持ちで五輪イヤーを迎えることができた」。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、先が見通せない状況が続くが、「内定している身としては全力で準備することが責任を果たすことにつながる」。決意を新たに、力強く歩み出した。