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ジャパンパラ大会、競技力向上に貢献した歴史

ゴールボールの「ジャパンパラ競技大会」が2月6、7日、千葉ポートアリーナで開かれた。新型コロナウイルス禍の中、選手、スタッフにPCR検査を実施し、事前合宿地からの移動はバスをチャーター、ホテルと会場での動線も管理した。海外チームの招待は断念したが、主催者の日本障がい者スポーツ協会は、通称「ジャパラ」が日本のパラスポーツ強化を支えてきた歴史の重みも鑑みて、何とか開催にこぎつけた。

1989年に国際パラリンピック委員会(IPC)が設立され、パラスポーツがエリートスポーツへの道を歩み始めると、日本国内でも競技力向上のための国際大会の必要性が叫ばれた。そこで創設されたのがジャパラで、第1回は91年、陸上と水泳で実施。競技のルールや障害のクラス分けは国際基準にのっとり、陸上では韓国、タイの選手を招いた。

98年長野パラリンピックをにらみ、94年にはアルペンとクロスカントリーのスキー、95年には当時パラ競技だった氷上をそりで走るアイススレッジスピードレース、アイススレッジホッケー(現パラアイスホッケー)と、冬季競技でのジャパラが始まる。その後実施競技は増減、現在では世界で日本代表の活躍が期待できるものに絞っており、陸上、水泳、ゴールボール、車いすラグビー、ボッチャ、アルペンスキーが対象だ。

東京パラ開催で注目度が増し、海外の有力選手も来るようになった。2018年の陸上では男子走り幅跳び(切断などT64)でドイツのマルクス・レームが、自らの世界記録を更新する大ジャンプを見せた。パラスポーツファンにとっても世界の技と力を見られる貴重な機会となっている。

(摂待卓)

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