ラグビー日本代表、主将のバトン脈々 統率力が団結生む
ラグビー 情熱と絆と(2)
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ジェイミー・ジョセフはラグビー日本代表のヘッドコーチ(HC)に就任した後、主将を3度交代した。1人当たりの在任期間は1年半ほど。ラグビーの主将はグラウンド上の指揮官でもある。大役ゆえに任期は長くなりがちだが、ジョセフは「主将を代えることが効果を上げている」と不思議なことを言う。
2016年の秋、最初に選んだのは堀江翔太(埼玉)と立川理道(東京ベイ)。共同主将制だった。「創業期」を支えた2人は「代...