上田、ベルギーへ移籍 J1鹿島、基本合意発表

J1鹿島は1日、日本代表FW上田綺世(23)がベルギー1部リーグのセルクル・ブリュージュに移籍すると発表した。クラブ間で基本合意に達し、メディカルチェックなどを経て正式契約を結ぶ。今季J1得点ランキングトップの10ゴールをマークするストライカーは「新しい環境に身を置き、成長したいという思いから決断をしました」とコメントした。2日に出国する予定。
上田は鹿島の下部組織から茨城・鹿島学園高を経て、法大3年時の2019年夏に鹿島へ加入。DFとの駆け引きやシュート力に優れ、昨夏は東京五輪に出場した。日本代表で9試合に出場し、11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会のメンバー入りを狙う。
セルクル・ブリュージュは昨季10位で、かつて鹿島出身の植田直通(ニーム)もプレーした。〔共同〕