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パラリンピック夏季大会、2回目開催は東京が初

東京五輪が閉幕した。熱戦の余熱さめやらぬ中、東京パラリンピックが24日に開幕する。東京でパラが開かれるのは1964年東京大会以来、2回目。冬季大会は84年と88年にオーストリアのインスブルックで連続で開かれた例があるが、夏季大会を2回開くのは、東京が史上初めてとなる。

パラリンピックの源流である、英国ストーク・マンデビル病院での障害者スポーツ大会が始まったのは48年。52年にオランダが参加して国際大会へと発展。さらに参加国が増えた60年、五輪開催後にローマで国際ストーク・マンデビル大会(ISMG)が開かれ、これが後に第1回パラリンピックとされている。「パラリンピックの父」といわれるルードウィヒ・グットマン医師は、64年東京五輪後もISMGの開催を希望し、日本の障害福祉関係者が奔走して実現したのが最初の東京パラリンピックだ。

ただ、開催形式は11月8日から12日までの第1部、13日から14日までの第2部に分かれていた。これはISMGが脊髄損傷など車いすの選手に参加資格を限っていたことが背景にある。より多くの障害者に参加を促したかった日本の運営委員会が第1部はISMG、第2部は視覚・聴覚障害や切断など幅広い障害者も出場できる国内大会という形にし、両方あわせて「国際身体障害者スポーツ大会」と称することにした。

東京パラリンピックとなる第1部には21カ国378人の選手が参加。第2部の国内大会は日本選手406人に、当時の西ドイツの選手も6人参加した。その後様々な障害に門戸を開くパラリンピックの多様性の先鞭をつけたのは、東京だったのである。

(摂待卓)

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