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今冬インフル流行なし コロナ対策で減少 現行調査で初

この冬のインフルエンザは、患者報告数が流行の目安とされる水準に達することなくシーズンを終えた。流行が起きなかったのは、厚生労働省が今の方法で調査を始めた2000年以降で初めて。

世界的にも同じ傾向となっており、新型コロナウイルス対策で海外との行き来や他者との接触が減ったことが原因と考えられる。得られた経験は今後のインフルエンザ拡大防止に役立つ可能性がある。

発生状況を把握するため、厚労省は全国約5千カ所の医療機関から新規患者数を毎週報告してもらう仕組みを作っている。例年、ピーク時の報告数は数万人規模になるが、昨年11月~今年3月は100人未満で推移した。1医療機関当たりでは0~0.02人にとどまり、流行の目安とされる1人を超えることはなかった。

報告を基に推計した全国の患者数は2月1~7日の約千人が最も多かった。ただ同時期のコロナ感染者数、約1万5千人と比べると桁違いに少ない。学級閉鎖があった学校の数や入院患者数も異例の低水準だった。

国立感染症研究所の長谷川秀樹インフルエンザウイルス研究センター長は「海外との往来の制限や3密を避けるといったコロナ対策が影響しているのは間違いない」と指摘する。

そのうえで、毎年流行する季節性インフルエンザで同じ対策をするのは現実的ではないが、ほとんどの人が免疫を持たない新型インフルエンザのパンデミック(世界的流行)が起きた場合に行えば「感染の広がりを食い止められるかもしれない」と話している。〔共同〕

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