コロナ対応の医療現場、綱渡りの年末年始 綻びの兆しも
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新型コロナウイルスの感染「第3波」の収束は見通せず、医療現場は年末年始も綱渡りの対応を続けている。感染が拡大する地域では病床の逼迫が深刻となり、入院先の調整が難航。高齢の感染者が施設で待機を余儀なくされるケースもあり、医療体制に綻びの兆しが出ている。
「短距離走のつもりがフルマラソンになってしまった」。12月28日時点で重症7人、中等症14人を受け入れている東京医科歯科大病院の若林健二病院長補佐は...
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