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規格外野菜をピクルスに 埼玉、子ども食堂運営のNPO

子ども食堂を運営する埼玉県深谷市のNPO法人「イエローハーツ」が、商品にならない地元農家の規格外野菜を使い、大根やキュウリなどを瓶に詰めたカラフルなピクルスを作った。インターネットで販売し、新型コロナウイルス禍での活動資金の助けとなっている。野菜の廃棄ロスを削減するとともに、「深谷産野菜のおいしさを知ってほしい」と意気込む。

郊外の住宅にある法人の事務所に、赤や黄色、ピンクなど一口大の野菜を漬けた瓶が並ぶ。商品名は「Vege Box(ベジボックス)」で3本セットが約2千円。大根やキュウリ、サツマイモといった約10種類で、甘めからピリ辛まで味はさまざまだ。

法人は2017年設立で、子ども食堂や困窮世帯などに食料を配るフードパントリーを運営し、ひとり親家庭や子どもたちを支援。取引先の農家から、形が悪く、サイズが小さすぎる野菜は廃棄されると知らされた代表の田中一永さん(54)らは「もったいない」と活用法を考え始めた。

規格外や、収穫しすぎて捨てられる野菜を買い取り、菓子への加工など試行錯誤の末、形状が問題にならないピクルスが最適との結論に。約50のメーカーから商品を取り寄せ、味や分量を研究した。

野菜の色が映えるようにラベルをデザイン。サツマイモは蜂蜜とレモンで甘く爽やかに、ゴーヤーはピリ辛の和風の液で大人の味に仕上げた。「他にないとんがったものを」と、カリフラワーはカレー風味の液で漬けている。

特産品の深谷ネギにも挑戦。食べやすく見た目も良いカットの仕方に苦労したが、2月中旬には商品化できる見込みだ。田中さんは「地元の野菜を世界に発信しつつ、経済的に苦しい家庭の支援や雇用の創出にもつなげたい」と話している。〔共同〕

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