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五輪聖火リレー、黄金輝く東照宮に 栃木2日目

(更新)
日光東照宮の陽明門前で聖火を引き継ぐランナー(29日午後、栃木県日光市)=共同

東京五輪の聖火リレーは29日、栃木県の2日目が実施され、日光市で日光東照宮など、世界遺産の二社一寺の境内を通過した。日光二荒山神社を出発し、東照宮を経て、日光山輪王寺へ、石畳の階段や参道の砂利道を駆け抜けた。

前日に足利市の2区間で「密集」状態が発生したことを受け、沿道で各自治体の関係者らが距離を取るよう呼び掛けた。

竜や唐獅子など鮮やかな彫刻で飾られ、黄金に輝く東照宮の国宝・陽明門の前では、聖火がともされたトーチが一層映えた。同市の観光ガイド、遠藤里子さん(65)は「五輪成功を願う気持ちがここから一直線に東京に届いてほしい」と語った。

さくら市では、ほぼ満開になった桜並木を抜けた。1964年の東京五輪で、予備のトーチを持つ副走の聖火ランナーだった加藤有さん(76)は、今回は自ら聖火をつないだ。50歳を過ぎて3回のがん手術を経験し、2度の晴れ舞台に「自分だけの力で立てたのではない」と感謝した。

宇都宮市では同市の自転車プロチームのキャプテン増田成幸さん(37)が自転車の後部に器具でトーチを固定し、市中心部を疾走。アンカーを務めたバスケットボール男子Bリーグ宇都宮の田臥勇太選手(40)が栃木県庁前でゴールした。

混雑した県庁前で見届けた宇都宮市の公務員広瀬真美さん(53)は「コロナ禍で外出も難しいけれど、聖火リレーを目の前で見て、五輪が開催できるといいなと思った」と話した。

聖火リレーは30日に群馬県、4月1日に長野県でスタートする。〔共同〕

栃木県さくら市の桜並木を走る聖火ランナー(29日午前)=代表撮影・共同
Tokyo Olympic and Paralympic 特設サイトはこちら

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