東京都、新たに856人感染 重症84人は緊急宣言後最多
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東京都は29日、新型コロナウイルスの感染者が新たに856人確認されたと発表した。火曜日としては最も多かった。都内の累計感染者数は5万7896人となった。重症者は前日より3人増えて84人で、緊急事態宣言後の最多を更新した。死者は5人増えて累計死者数は618人となった。
年代別に見ると、20代の220人が最も多く、30代の169人、50代の129人、40代の125人が続いた。重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は125人だった。
都内では感染の拡大が続いている。都幹部や専門家らによる「モニタリング会議」は感染状況と医療提供体制について、いずれも4段階の警戒レベルで最も深刻な評価としている。