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3児死亡、父飛び降り重傷 福岡と鹿児島

(更新)
 男児の遺体が見つかった集合住宅(26日夜、福岡県飯塚市)=共同

福岡県警は26日、福岡、鹿児島両県で子ども計3人の遺体が見つかったと発表した。父親とみられる40代の男は鹿児島市内のホテルの部屋から飛び降り重傷。鹿児島で発見された2人には外傷があり、同県警は男が殺害したとみて調べている。

3人のうち、福岡県飯塚市の集合住宅で見つかったのは、住人の小学3年の田中大翔君(9)。死後1週間程度経過しており、目立った外傷はなく、司法解剖で死因は不詳。残る2人は大翔君のきょうだいの男児(3)と女児(2)とみられる。

ホテルの部屋からは遺書が見つかり、鹿児島県警は「3人で一緒に死ぬ」という趣旨の内容が書かれていたことを明らかにした。3人の父親(41)名義で借りられたレンタカー内には未使用の練炭が残されており、両県警は父親が無理心中を図ろうとした疑いがあるとみている。

福岡県警によると、2016年10月から昨年12月までの間、県警に対し大翔君への身体的虐待の疑いを含む相談が複数回あった。県警や児童相談所が確認をしたが、けがなどはなかったという。

両県警によると、25日午前、宮崎県串間市の商業施設で放置されたレンタカーが見つかった。同日午後2時50分ごろ、契約書記載の飯塚市伊川の集合住宅を訪ねた警察官が、施錠された部屋で大翔君の遺体を見つけた。この部屋には他に父親と幼児2人が暮らしていたが、所在が確認できなかった。

その後、鹿児島市の桜島にあるホテルに3人が24日から滞在していることが判明。26日午後7時すぎに福岡県警の捜査員が突入した際に、男は4階のベランダから飛び降り、腰の骨などを折った。部屋からは男児と女児の遺体が見つかった。

聞き込みなどから2人は26日午前まで生存していたことが確認されており、男が同日殺害した疑いがあるという。

レンタカーは18日に福岡市で借りられ、22日に返却予定だった。父親は昨年12月離婚している。〔共同〕

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