コロナ禍、やまぬ差別偏見 水俣病学び心の糧に
(更新) [有料会員限定]
新型コロナウイルスの災厄が始まって1年余。国内では75万人以上が感染し、患者らへの差別偏見や自粛警察といった私的制裁が依然続く。本来、いたわりの対象であるはずの患者らが「心災」に苦しむ。その先例を熊本・水俣に見た。
不知火海を望む水俣市袋の丘の上。公害の原点である水俣病を伝え、患者を支え地域づくりに取り組む「水俣病センター相思社」が運営する「水俣病歴史考証館」が立つ。
チッソによる水俣病事件の被...

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
-
【よく読まれている記事】
- 新型コロナウイルスは体内にいつまで残るのか
- 「コロナに決してかからない人」はいるのか?